京都市中京区の市立中学校で今年6月に歯科検診で担当校医が手袋の交換をせずに、約50人以上の診察をしていたことが発覚しました。
この問題に対して、世間では「感染のリスクが高く不衛生」「通っている歯医者さんは大丈夫かしら?」など不安の声が沢山上がっています。
この歯科検診をした市立中学や病院や、なぜ手袋を交換せずに検診を行ったのか見ていきたいと思います。
京都市中京区の中学校で手袋交換せず歯科検診|概要について
京都の市立中学校で学校行事として行われてた歯科検診。
この中学では2024年6月5日に実施されていたようで、問題が発覚したのは3年生の3クラス約70人の診察の時でした。
京都市中京区の中学校で6月に行われた歯科健診で、担当校医の歯科医師が複数の生徒の口腔(くう)内に触れたにもかかわらず、手袋を交換せずに少なくとも50人以上を診査していたことが5日、分かった。日本学校歯科医会は口腔内などの粘膜に触れた場合は感染防止のため、手袋の交換を義務付けており、学校側は生徒に謝罪した。
京都新聞
学校側の説明によると、6月5日に歯科健診があり、3年生の3クラス計約70人が受けた。校医は当初、ビニール製の手袋を生徒ごとに交換していたが、1クラス目の途中から手袋を替えずに50人以上を診査し、口腔内に触れることもあったという。
中学校の校長は「子どもたちの安心安全のために行う健診で不安を与え、大変申し訳ない」と話している。
京都新聞
医師は複数人いたのか?
約70人を1日で診察したとなると、歯科医師は1人ではなく複数人いるのではないでしょうか。
【特定】京都で手袋交換せず歯科検診した中学や病院は?
京都市中京区にある中学校や歯科医院は以下になります。↓↓
京都市中京区の市立中学校
- 北野中学校
- 京都御池中学校
- 朱雀中学校
- 中京中学校
- 西ノ京中学校
- 松原中学校
- 洛風中学校
調べたところ、京都市中京区の市立中学校は7校ありました。
中京区にある歯科医院は以下22箇所と沢山あります。
- HIKARI Dental Clinic
- いくま歯科医院
- たけち歯科クリニック
- 円町たけち歯科クリニック
- デンタルクリニックTAKANNA
- なかい歯科
- おおうち歯科クリニック
- 西川デンタルクリニック
- よこた歯科口腔外科医院
- 並河歯科医院
- 太田歯科 矯正歯科
- 烏丸ビューティーデンタルクリニック
- 御所南しげおかデンタルオフィス
- オズ デンタルクリニック
- いのうえ歯科クリニック
- 医療法人 すざく小林歯科
- 京都四条河原町トラスト歯科・矯正歯科院
- 堺町御門デンタルクリニック
- 吉川デンタルクリニック
- アキヤマ歯科医院
- リモデンタルクリニック
- いぬいし歯科
学校医は、その市町村の教育委員会から委託されて決められています。
その地域の病院の医師が担当することが多いと言われていますね。
この中の歯科医院の可能性は高いかもしれません。
手袋を交換しなかった理由は節約と回転率?
校医は診察を始めた時はビニール製の手袋を生徒ごとに交換していたようですが、1クラス目の途中から手袋を替えずに50人以上を診察し、口腔内にも触れることもあったと言われています。
なぜ、途中から手袋を生徒ごとに交換されなかったのでしょうか?
その理由については明らかにはなっておらず、現在調査中のようです。
SNSで歯科医療関係のかたの声を聴くと、
手袋(高価)の経費節約や回転率
がひとつの理由ではないかとポストされていました。
歯科検診・1人にかけられる時間は1分弱!
歯科検診で1人にかけられる時間は約1分弱と以外にも短時間で終わるようですね。
「学校歯科検診」は集団を対象としているため、1人にかけられる時間は1分弱程度しかありません。また、暗く見えにくい・レントゲンがない・主に目で見て判断するしかないなど、制限があるため、 どうしても正確な診断まですることは困難となります。
福増矯正歯科HPより引用
学校ですと、ライトもありますが病院の設備と同じものではなく、暗いと虫歯があっても見つからないケースも多々あるようですね。
このような意見もあります↓↓
世間の反応について
生徒ごとにグローブを交換せずに検診を行ったことに対しての世間の声を見た見ましょう。
なかなかこの問題は奥が深そうな気がします。
今後の歯科検診のありかたについて考えさせられる問題ですね。。。