東京都国立市の永見理夫(ながみ・かずお)市長は、2016年12月に国立市長選に初当選し、2期目も再選を果たされ現在も活力のあるまちづくりのために日々活動をされていらっしゃいます。
今回は永見理夫市長の経歴や学歴をご紹介するのと、完成間近なマンションを解体へと導かれたことでの問題発言についてまとめました。
国立市長・永見理夫のプロフィール
永見理夫市長のプロフィールです。
名前:永見理夫(ながみ・かずお)
生年月日:1949年10月10日
年齢:75歳(2024年10月現在)
出身地:鳥取県
現職:国立市長(2期:2016年12月25日~)
所属政党:無所属
趣味:ボルダリング・クライミング・早朝と昼休みのウォーキングが日課
家族:妻・長女・次女・孫の5人暮らし
2016年11月16日に国立前市長の佐藤一夫さんが肝不全により死去され、同日付で副市長から市長職務代理者に就任しました。
12月25日に行われた市長選挙には自民党・公明党の推薦を受けて立候補し初当選。
2020年12月13日の市長選も再選され2期目となります。
3つの信条を持って市政に取り組んでいる
永見市長の3つ信条を持ち市政に取り組まれています
1.常に誠実であること
2.市民を尊敬すること
3.常に市政に献身すること
永見敏夫の経歴や学歴
それでは、永見理夫市長の経歴や学歴を見ていきましょう。
地方公務員から副市長へ
永見理夫市長は前職は地方公務員で国立市役所へ入庁されています。
市役所ではオールラウンダーとして数々の部署に就き、その後国立市の副市長へと就任されます。
1974年:国立市役所入庁
企画財政課長・生活環境課長・ごみ減量課長・介護保険課長・福祉部長・市民部長・企画部長を歴任
2010年3月:定年退職
財団法人くにたち文化・スポーツ復興財団事務局長に就任
2011年5月:副市長に就任
2016年:国立市長に就任
2020年12月:市長選挙で建築士の土屋邦美を破り再選
学歴は早稲田大学・教育学部卒業
永見市長は、国立市立国立第三小学校、国立市立国立第一中学校を卒業。
大学は早稲田大学・教育学部を卒業されていらっしゃいます。
高校はどこの学校であったのか、詳細は記載されていませんでした。
早稲田大学・教育学部
〒169-8050
東京都新宿区戸塚町1丁目104
早稲田大学は最難関レベルの私立大学です。
早稲田大学の教育学部の偏差値は67.5と難易度も高めです。
教員になる為に入学されるかたもいますが、公務員の道へ行かれるかたも一定数いらっしゃいます。
マンション解体のクレーム発言で意味不明?
今、話題になっている国立市の駅に近いマンション「グランドメゾン国立富士見通り」。
このマンションは10階建て・総戸数18戸とコンパクトなスタイルで眺めがとても素晴らしい造りで完成されていました。
当初は11階建ての予定でしたが、市民らから「富士山の眺望を阻止する」と懸念の声が上がっていたそうで、
これに対し積水ハウスは11階から10階建てとして建築計画を進めていました。
マンション解体までの経緯
しかし、積水ハウスはマンションは完成されているのにもかかわらず、6月4日に国立市に事業の廃止届を突然提出することになります。
理由は「富士見通りからの眺望を優先するという判断」とHPで公表していました。
もうすでに完成して入居者も決まっているのに、このニュースは驚きました。
これは前代未聞の内容ですね!
だが、今月4日、市に事業の廃止届を提出。11日には「富士見通りからの眺望を優先するという判断」から、7月に引き渡し予定だったマンションの解体を決めたとするコメントをホームページ(HP)上で公表していた。
朝日新聞
これに対し永見市長は6月12日に「積水ハウスが突然廃止届を提出し、問い合わせても詳細内容は教えてもらえず、独断でHPでコメントを公表した。」と不信感を抱かれていたようです。↓↓
永見市長は12日の市議会で、「突然廃止届を出され、問い合わせてもそれ以上の内容は得られなかった。それなのに突然、HPでコメントが出た」と積水ハウスへの不信感をあらわにした。そのうえで「一義的には事業者が何が課題だったのか、住民に説明すべきだ」と述べた。
朝日新聞
また永見市長は、景観に配慮してマンションの規模を縮小するよう求める指導書をこれまでに積水ハウスに交付するなど、「(市として)最大限のことをやってきた」と主張。「周辺住民がどれだけ不安かを踏まえて指導してきたのに、急に(建設が)中止となった。再び解体工事に直面する。その影響は必ずある」と指摘した。
朝日新聞
市長が
再び解体工事に直面する。その影響は必ずある。
と指摘発言をされていました。
SNSで「理解できない」との声多数
市長の「その影響は必ずある」という発言に対して、世間では「言っていることが理解できない」との声が多数上がっています。
ここには載せられないくらい沢山の声がありました。
この経緯の中には、市民や議員から圧力をかけられていたのではないかと考えてしまいますね。
国立市は以前にも景観が損なわれるとして高層マンションの反対運動など幾度か行われていたまちです。
そのような歴史もあるので、今回のマンションの解体の件は非常にショックでもあり、今後、国立市へ移住する人たちも減少するのではないかと懸念されての発言ではないでしょうか。
この問題は、法律上は問題ないようですが、中止の決断がここまで遅くなったことに対して大きな波紋を呼んでいます。
もっと早く解決できなかったのか気になりますね。