【事件】西南戦争兵士の墓石を壊した犯人は誰?荒らされるワケとは!

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熊本市にある七本官軍墓地で、西南戦争に関係する兵士たちの墓石が何者かにより破壊されるという、信じがたい事件が発生しました。

歴史を物語る貴重な場所がなぜ狙われたのか?

そして犯人はいったい何を思って行動に及んだのか?

今回は、この事件の背景や考えられる犯人像、そして「なぜこんなことを?」という理由を考えていきます!

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西南戦争兵士の墓石を壊した犯人は誰?

この事件について、現時点で犯人は特定されていません。

この墓石は2011年や2015年にも被害があり、今回で3度目の被害となります。

複数の墓石が壊されていることから、偶然ではなく、何者かによる意図的な犯行だと見られています。

歴史的な背景を持つこの場所が被害を受けたことで、「なぜ今こんなことが?」と波紋が広がっています。

ネット上でもさまざまな憶測が飛び交っているようですね。

30年以上昔かなぁ。 足立区伊興の人の西南戦争時の墓があったと九州から連絡があって皆でざわめいたことがある。 埋葬されてる人にもきちんと調べてくれた人たちにも失礼だわ。

七本官軍墓地は全国から集まった若者たちが眠っている

七本官軍墓地

被害をうけた七本官軍墓地(ななもとかんぐんぼち)に眠っているのは、明治政府側の兵士たち。

彼らは、1877年に起きた「西南戦争」で命を落とした人たちです。

西南戦争は、あの西郷隆盛が起こした最後の内戦。

政府に反発する西郷軍と、それを抑えようとする官軍(政府軍)が激しく戦いました。

この戦いには、熊本や九州だけではなく、東京・大阪・名古屋など全国から集められた兵士たちが参加していたのです。

被害が確認されたのは、熊本市北区植木町にある七本官軍墓地。西南戦争で戦死した兵士300人あまりが埋葬されていて、熊本県指定史跡となっています。

KAB熊本朝日放送

つまり、この墓地には全国各地から派遣された若者たちの遺骨が眠っているのです。

「地元の歴史」ではなく、日本全体の歴史を語る場所でもあるんですね。

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兵士の墓石が荒らされるワケとは!

犯人の動機はまだ不明ですが、以下の3つの理由が考えられます。

①歴史や政治に対する反発?

2018年NHKドラマ「西郷どん」

壊されたのは、明治政府側いわゆる官軍の兵士の墓石です。

一方、西南戦争で戦った西郷隆盛は「正義を貫いた英雄」として今も人気が高い人物ですね。

西郷隆盛の考えに共感する人が、今の社会や政治に不満を感じ、その象徴として官軍の墓を壊したのでは?

とも考えられます。

もちろん、これはあくまでも推測にすぎませんが、歴史上の出来事と今の世の中を重ねて見る人も多いようです。

②愉快犯・心霊スポット目的?

七本官軍墓地は地元では心霊スポットとしても知られています。

「面白半分でやったのでは?」という見方もあり、SNS映えや動画目的での悪ふざけの可能性も考えられますね。

③単なる破壊行動や個人的な怒り?

3つ目に考えられるのは、特定の思想ではなく、精神的に不安定な人物や、何かに怒りを抱えた人による破壊行為の可能性もあります。

理由がはっきりしないぶん、不気味さや強さを感じる人も多いようですね。

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まとめ

今回は、熊本の七本官軍墓地で起きた墓石破壊の事件について、犯人の人物像や理由について調べてみました。

犯人はいまだ不明ですが、歴史ある場所が狙われたことで、多くの人が驚きと怒りの声を上げています。

背景には、政治的・歴史的な考えや、愉快犯的な行動など、さまざまな可能性があると考えられますね。

今後の捜査によって、犯人の動機や目的が明らかになることに期待したいと思います。

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