漫画家でありエッセイストである川崎ゆきおさんが2024年9月2日にご逝去されたとSNSで流れています。
川崎さんの描く漫画は、怖さとユーモラスが混ざった独特な世界観を描かれているようで、密かにファンも多いと言われています。
代表作である漫画「猟奇王」は完結していないと言われていますね
そこで今回は川崎ゆきおさんの経歴や学歴、代表作そしてSNSで川崎さんを惜しむ声など、ご紹介したいと思います。
【画像】川崎ゆきおのプロフィール
名前:川崎ゆきお
本名:川崎行雄
出身地:大阪府伊丹市
生年月日:1951年の牡羊座(3/21~4/19)
年齢:73歳
星座:牡羊座
血液型:B型
川崎さんは大阪市伊丹市出身で生前まで同じ伊丹市に住んでいらっしゃったようです。
川崎ゆきおの家族は?
■■ 2024年06月26日 水曜 10時35分
今朝は曇り。さすがに梅雨。晴れが珍しくなるだろう。しかし晴れると暑いだろう。だからどちらがいいのかは分からない。・・・・・・
昨夜の夜食はマルタイラーメン。具はベーコン。まだ一食分ベーコンは残っている。きざみネギは夏場は冷蔵庫に入れていると溶け出し、漬物のようになるので、買っていない。冬場はカラカラになる。さっさと使えばいいのだが、それならネギラーメンになってしまう。まあ、それでもいいのだが。
昨夜は一寸麺を煮込みすぎ。柔らかくなりすぎた。それでぬるっとしてしまい、切れがなくなった。
これは麺を箸で挟むときに分かる。抜けが良いか悪いかが。川崎日誌より引用
川崎ゆきおさんの家族についての詳細は公表されておりません。
生前は一人暮らしをされていたようで、上の文章は川崎さんのブログ「川崎日誌から」一部抜粋しました。
自炊をしている表現から、ひとりで暮らしていたことがわかります。
川崎ゆきおの経歴や学歴
川崎ゆきおさんの経歴です。
- 1966年~:高校時代に漫画雑誌「ガロ」で水木しげるの漫画に出会い、漫画家を志す
- 1971年(20歳):「うらぶれ夜風」が『ガロ』でデビュー
- 1972年(21歳):「猟奇王」が『ガロ』ではじまる。
- 1976年(25歳):『漫画エロジェニカ』にガロと並行して作品を断続的に発表
- 1980年(29歳):ニューウェーブ漫画誌『マンガ奇想天外』で作品を発表
- 1981年(30歳):プレイガイドジャーナル社のATG製作作品『ガキ芸国』のアートワークを担当
漫画雑誌「ガロ」をはじめ、特定の読者層に人気がある雑誌に漫画作品を発表していました。
他にはエッセイや写真エッセイなども発表しています。
川崎さんは特定の熱狂的なファン層を持ち、どちらかと言うと大衆的な人気とは異なる形で独特な価値観や表現方法をもつ人気作家でした。
川崎ゆきお先生のデビュー作「うらぶれ夜風」
— 最中義裕9/8MGM2-43風の気紛れ (@monakayoshihiro) April 12, 2017
月刊漫画ガロ1971年10月号掲載
入選作品
23ページ
ちなみに
COM(こむ)1971年12月号ストーリーまんが教室で「素人探偵」が佳作に入っており、ほぼ同時期にこの二誌に投稿したようです。 pic.twitter.com/AMVcRBHmqK
「月刊漫画ガロ」は1964年に生まれ、2001年に休刊するまでのあいだ、日本のサブカルチャーを牽引したオルタナティブ・コミック誌。まるで百科事典のようにぶ厚い本書。
川崎ゆきおの学歴は?
川崎ゆきおさんの学歴について調べてみましたが詳しい情報は公表されていません。
出身地が大阪伊丹市出身であり生前まで変わらず伊丹市に住んでいらっしゃったので、高校は伊丹市の学校である可能性が高いようです。
伊丹市にある高等学校は、現在5校ありますが、その中の3校は川崎さんが生まれた後に設立されたいるので
- 伊丹市立伊丹高等学校(設立1907年)
- 伊丹県立伊丹高等学校(設立1902年)
この2校のどちらかの可能性があるかもしれません。
しかし現在廃校になっている高等学校があることも考えられるので、上にあげた2校以外の学校であるということも。。。
川崎さんは高校時代から漫画になることを目標にされていたので、大学は進学されていないようですね。
漫画・猟奇王は完結していない?
代表作である『ガロ』で連載され
1979年にはプレイガイドジャーナル社から発売された「猟奇王」。
どうやらいまだ完結されていないと言われているようです。
川崎さんご自身、ライバルは「ゴルゴ13」でいつか二人を対決させたいと思っていたようですね↓↓
最後に『猟奇王』を描いたのは10年前。依頼があれば描くけれどまだ依頼がないので描いていないと言う川崎さん。そんなわけで現在はまだ完結していない『猟奇王』のライバルは、なんとゴルゴ13!いつか二人を対決させたいそうです。
ITAMI ECHOより引用(2021年)
猟奇王とは?
怪人「猟奇王」の活躍を描いたストーリー。
「猟奇王」は常に謎とロマンに溢れてた劇場型事件の再現を夢みていた。多くのものに縛られた現実社会で、何ものにも縛られない猟奇王が見せる見果てぬ夢が詰まった一冊
現在も猟奇王は試し読みや購入も可能なようです。
ご興味のあるかたはぜひ一冊を!
Amebaマンガ:https://dokusho-ojikan.jp/series_list/series_id=124785?book_id=783688
ブック放題:https://bookhodai.jp/manga/backnumber/54877
スキマ:https://www.sukima.me/book/title/gomabooks0000780/
DMMブックス:https://book.dmm.com/product/819352/b544atsmi00562/
ブッコミ!:https://sp.handycomic.jp/product/index/title_id/549082
SNSでの惜しむ声
それでは最後に川崎ゆきおさんを惜しむ声をみていきたいと思います。
すでに川崎ゆきおさんの訃報がSNSに流れていますが、亡くなられたことは事実です。ただ詳しい情報がまだ把握できていません。ご遺族とのコンタクトを待ち、把握できしだいお知らせ致します。
— 青林工藝舎 (@seirinkogeisha) September 3, 2024
心よりご冥福をお祈りいたします。
1999年恵文社一条寺店蔵ギャラリー「アックス創刊一周年原画展」にて↓ pic.twitter.com/8wbge7slxm
有難う川崎さん。 #川崎ゆきお https://t.co/9Z0CJWelll pic.twitter.com/bGGVhiX0hL
— 桃田百合若 (@yuriwaka) September 2, 2024
想い出がたくさんありすぎる。
— 忍者まちこ (@Ninja_Machiko) September 2, 2024
私のアイデンディティの太い柱のひとつ。大切な人。
#川崎ゆきお
8ミリ映画『走れロマンよ~実録猟奇娘』ダイジェスト版(3分5秒) 主演:渡辺まちこ(猟奇娘) https://t.co/6jPt7Ypu4B pic.twitter.com/rLtvlbwuTy
#川崎ゆきお
— まいん (@A_series_minor) September 3, 2024
川崎先生との出会いは、母が小学生の時にくれた「猟奇王」の単行本でした。何度も何度も読み返したこの作品、間違いなく僕の創作と思考の基幹になっています。
お疲れ様でした。 pic.twitter.com/4H9ZEooifU
川崎さんが最後にfacebookに上げられた写真は美しい蓮の花だったというのは出来すぎです。そして自分の人生を魔術のように閉じてみせるような最後の小説…!
— 藤衛門 (@fujiemon3910) September 2, 2024
独特な世界観とユーモラスで特定の読者層を魅了してきた川崎ゆきおさん。
御冥福をお祈りいたします。